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クラビット・アリーナ
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検死医マッカラム 死体に残されていたのは 傷と、疑惑。
ミステリー大国イギリスで 驚異の視聴率 48%! 法医学サスペンスの最高傑作、ついに登場!
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イントロダクション
視聴率48% ミステリー大国イギリスが驚愕!
シャーロック・ホームズやポワロなど、指折りのミステリー作品がドラマ化され、世界でもミステリー大国と呼ばれるイギリスが、この斬新な医学ミステリーに騒然となった。スコティッシュテレビジョンが製作し、ITVネットワークで全英放送された「検死医マッカラム」は、48%という驚異の視聴率を叩き出したのだ。死体に込められたミステリアスなエピソード、そして予想を裏切る展開に見るものは惹きつけられた。そしてその勢いはヨーロッパ、オーストラリアに広がり、衛星テレビで放送された日本でも、UKテイストを好む多くのファンを魅了することになる。法医学の現場を、みなぎるサスペンスとともに描いた最高傑作が、クラビット・アリーナから日本国内のネットに向けて配信される!
事件を読み解く「死体のエキスパート」検死医とは?
検死医とは、アメリカやイギリスのミステリー作品にしばしば登場する存在。刑事がモーグと呼ばれる死体安置場や解剖室などで検死医から死亡原因などを聞かされるシーンを思い浮かべる人も多いだろう。どちらかというと、ミステリー作品ではサイドプレイヤーに甘んじる職業だが、外見では判断できない死因を突き止める鍵を握るだけに、その役割は非常に重要。「検死医マッカラム」も、各話に登場する死体にそれぞれ謎や疑惑が隠されており、それを紐解いていく手法に注目だ。また、検死医という一人の男の生き様を、死体を扱うというグロテスクなイメージを払拭しつつ、ドラマティックに進行するサイドストーリーと絡めていくところは、イギリス製ミステリーならではの演出と言えるだろう。
鋭い洞察力を白衣で包んだ男、マッカラムを演じる注目俳優
主役のイアン・マッカラムを演じるジョン・ハナーを見てまず思い浮かぶのは「ハムナプトラ/失われた砂漠の都」「ハムナプトラ2/黄金のピラミッド」で破天荒な女性エヴリンの頼りなげな兄、ジェナサンの姿だろう。ジェナサンの楽天的でコミカルな役作りと対照的に、マッカラムは女性に多少だらしない面がありつつも、シリアスな現状に立ち向かい、自らが巻き込まれる疑惑に苦悩する。そのイメージギャップに、ジョン・ハナーの魅力が隠れている。この「検死医マッカラム」は8年間の下積み生活を経て、1994年のイギリス映画「フォー・ウェディング」で脚光を浴び、その演技力を買われたジョン・ハナーが一気に主役に躍り出た出世作。第9話以降は同じくヒットとなったシリーズ「リーバス警部」出演のため、惜しまれつつもマッカラムの役を他の俳優に明け渡した。ジョン・ハナーだからこそ演じられたマッカラム、そして彼を取り巻く演技派俳優たちが魅せる、役作りの妙を楽しんでほしい。
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ストーリー&トリビア
第1話 真実への鍵
ストーリー
警察が尾行していた重要参考人がテムズ河畔に銃殺死体となって打ち上げられた。マッカラムは現場での検死を行った後、捜査の陣頭指揮を取り、重要参考人を失い落胆していた女性の警視クレアとベッドを共にする。翌朝、そのクレアが重要参考人と同じ手口で殺されてしまう。捜査の結果、性的交渉の証拠が出たマッカラムに殺人容疑の疑いがかかる。警察の捜査を受けるに当たり、マッカラムはこの事実を恋人のジョアンナに伝えなくてはならないのだが・・・
トリビア 殺人の名舞台!? テムズ川とは?
コッツウォルズの丘近くのケンブル村に源を発し、オックスフォード、ロンドンなどの大都市を流れ、北海に注ぎ込む全長346kmのイギリスを代表する河川。ロンドン市内では真水が海水と混じり、少し黒い色をしているのが特徴。1972年のヒッチコック監督映画『フレンジー』の冒頭で女性の全裸死体が発見され、ディケンズの名作『オリバー・ツイスト』でもビル・サイクスが河畔でナンシーを殺すなど、数々の「死のシーン」に登場する。霧とあわせ、ロンドンのミステリアスなイメージを演出するテムズ川。だが、そんなイメージとは裏腹に、都市を流れる河川の中では、世界でも指折りの水がきれいな河川のひとつである。
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第2話 犠牲者
ストーリー
マッカラムも馴染みのパン屋のコンラッド家では、夫婦の結婚25周年の祝いが行われていた。翌朝、主人のアランが店で死んでいるのが発見される。マッカラムの検死の結果、殺人であることが判明。共同経営者のチャーリーが容疑者として留置所に入れられるが、自殺を図り、捜査は混迷。マッカラムは一見普通に見えるコンラッド家の秘密を検死を通して知ることとなる。被害者の脳は、ある病に侵されていた。
トリビア 被害者の脳を侵した「ある病気」とは?
15世紀末にコロンブスが新大陸の発見とともにヨーロッパに持ち帰り、爆発的に全世界に広がっていった病気。1929年に発見された抗生物質「ペニシリン」により大流行はなくなったものの、その後も時折散発的に流行が見られる。感染後概ね3週、3ヶ月、3年、30年ごとに症状が進行し、放置しておくと脳や脊椎を侵す確率が高い。
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第3話 細菌感染
ストーリー
ブラジル人娼婦マリソルの死体が部屋で発見された。マッカラムの検死で何者かの仕業によって極めて感染力の強い細菌に侵されていることが分かった。折しも、不法移民の取材を行っていたマッカラムの恋人ジョアンナは不法移民たちの隠れ家に潜入取材を試みる。そこはマリソルと同じ細菌をもつ不法移民の巣窟だった。ジョアンナにまで感染した細菌の抗体を時間内に探すことが唯一の救いの道だった。
トリビア イギリスでも社会問題になっている不法滞在者
日本のように四方を海に囲まれた島国であるイギリスにも多くの外国人が生活している。「検死医マッカラム」が製作された頃の1995年には195万人(人口の3.4%)だった在住外国人の数は、2001年に259万人(人口の4.4%)にまで増加した。何度も移民法を改正して規制に努めてきたイギリスも、流入し続ける不法滞在者には頭を悩めている。大都市では売春、麻薬などの犯罪も深刻となり、2005年にはそれらの不法移民が関わる犯罪を厳しく取り締まる法案が成立した。不法移民が良く使うルートはフランスからドーバー海峡を渡るものであり、このルートでの入国審査は特に厳しく、観光目的でも入国拒否に遭うバックパッカーも多いという。
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第4話 死者の怨念
ストーリー
食料品店のビールを盗み飲み、不良少年が苦しんで死んだ。マッカラムが検死をした結果、腐食性の物質を飲んだ疑いが出てきた。帰宅したマッカラムに不審な電話がかかる。過去の自分の検死結果に関する脅迫電話だった。やがて第2の犠牲者がでて、再び同様の電話がかかる。そのうちマッカラムの体調にも異変が起き始め・・・
トリビア イギリスとビール
イギリスはドイツと並んでヨーロッパのビール大国。一説にはイギリス全土で2000種類以上の銘柄が作られているという。イギリスのビールは日本やアメリカ・ヨーロッパの多くで主流のラガータイプと異なり、エールと呼ばれる。エールは使用する酵母の種類も違い、一般的なラガータイプが下面発酵で作られるのに対し、上面発酵(ビールの水面に酵母が浮いて発酵が行われる方式) で作られる。醸造後はイーストを殺すためのフィルタリングや加熱処理をせずに出荷され、樽の中で数週から数ヵ月熟成させてから飲まれる。このエピソードのように瓶詰めではなく、樽から直接注がれたものを飲むのが正統派とも言えそうだ。
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第5話 死人の街
ストーリー
マッカラムの同僚の女性検死医アンジェラが車で老人を跳ねた。警察はアンジェラの居眠り運転と見るが、彼女は老人の飛び出しが原因で、急ブレーキも間に合わなかったと主張。「殺人犯にされそうよ」というアンジェラに「俺が君を守る」とマッカラムは検死で証明しようとするが、ブラッケン警部補は外部の検死医を担当に指名する。アンジェラの無実を証明しようとするマッカラムは、法を犯しても自ら検死に臨む。
トリビア イギリスと交通事故
イギリスは日本と同じく車が一般的に右ハンドルで、左側通行だということは良く知られている。2003年の国際道路交通事故データベース(IRTAD)によると、人口10万人あたりにおける交通事故死亡者数は6.1人で、アメリカ(14.1人)の半分以下、フランス(10.2人)の約半分、日本(7.0人)に比べても少なく、交通に関しての安全は良い方だといえる。しかし、交通事故死者の発生時状況を見ると、このエピソードのように「歩行中」というのが、先進国の中では日本の約30.9%に次いで21.9%と高い。交通事故死者の約5人にひとりが歩行中の犠牲者ということになる。路上を歩く際にも交通安全に心がけたい。無論、飲酒運転は厳罰に処せられる。
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第6話 サイコキラー
ストーリー
“切り裂きジャック”の再来と思える事件が発生、下水道で内臓を取り去られた遺体が見つかったのだ。切り口があまりにも見事であることからマッカラムは臓器売買のための犯行と主張するが、ブラッケン警部補らは異常犯罪を起こしたことのあるトムを逮捕する。しかしそのトムも殺され、次いで妊婦のローズも殺害され、体内から胎児が取り去られていた・・・
トリビア サイコキラー「切り裂きジャック」とは?
世界の犯罪史に残る有名な連続猟奇殺人事件の犯人とされる。1888年8月31日から11月9日の間に、ロンドン・イーストエンドのホワイトチャペル・ロード周辺で売春婦ばかり5人が残忍な手口殺害された事件。特徴としては喉や下腹部などが切り裂かれ、一部の死体からは臓器が取り出されていた。教師や医師をはじめ、ビクトリア女王の孫、クラレンス公爵もがその容疑者として名を連らね、「シャーロック・ホームズ」の著者コナン・ドイルも犯人を「外科的知識を有しており、女装していただろう」と推理している。しかし120年近くが経過した現在に至っても、真相はロンドンの深い霧のような謎に包まれ、犯人は判明していない。
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第7話 無実の証明
ストーリー
病院の記念講演で、マッカラムが話している最中に、医学生のクレアが突然死亡した。マッカラムは迷走神経の圧迫による死で、殺人の可能性があると呈する。ところがクレアは妊娠しており、彼女の日記にお腹の子供の父親はマッカラムだと書かれていたことから、マッカラムに殺人の容疑がかかる。マッカラムは自らの無実を晴らすため、クレアのアパートを訪ねるが、そこで彼はクレアのルームメイトと、数々の不思議な植物を目にする・・・
トリビア 親子鑑定現代事情
このエピソードで、死亡した女性が宿した胎児の父親ではとの疑惑を持たれるマッカラム。その可能性を示唆したのは血液型だった。血液に含まれる3種類の抗原を発現する3種の遺伝子を組み合わせて表現するABO型は最もポピュラーであるが、その型だけでは決定的な親子関係を証明することは難しい。現代では刑事事件等の医学鑑定によらなくても、民間機関にDNA鑑定を依頼し親子関係を立証することが可能。日本でも1週間程度で結果が判明するDNA鑑定を数万円程度で依頼できるが、その多くが実際の鑑定を米国の医療機関に委託しているようだ。またDNA鑑定には血液の採取は必須ではなく、口内粘膜などが多く用いられている。
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第8話 ダイエットの罠
ストーリー
若い女性が階段から転落死した。ゆるすぎたジーンズに足を引っ掛けて転倒したのではと推測された。しかし、中年の女性が拒食症で死に、2人の遺体から特殊な化学物質が検出されたことで、マッカラムは怪しげなダイエットによる薬物摂取が原因ではないかと疑う。マッカラムは死因の背後に犯罪の意図が隠されていると確信するが・・・
トリビア イギリス人とダイエット
イギリスの国民的メニューといえば「フィッシュ&チップス」。油で揚げた魚とポテトの組み合わせだが、一方で高カロリー、高油脂による肥満の元だとも言われている。近年ではイギリス人女性の5人に1人、男性の7人に1人が「肥満」のカテゴリーに入るとされ、「ヨーロッパで最も太った国民」という不名誉な称号をいただいている。肥満から派生する健康障害治療の社会負担は、年間1億7千万ポンド(約3千2百億円)にのぼり、国の保健政策予算を圧迫している。そんな中、イギリスでは4人に1人は何らかのダイエットに取り組み、女性に至っては8人に1人が2種類以上のダイエット法に取り組んでいるといわれる。
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登場人物紹介
検死医。聖パトリック病院の若きホープ。
勘が鋭く、独特のアプローチで捜査を次々と解決してゆく。仕事に集中するとプライベートを省みず、恋人のジョアンナとは付かず離れずの仲。女性に対してはだらしがなく、トラブルは日常茶飯事。同僚のアンジェラとの関係が微妙に変化してゆく。趣味は酒とモーターバイクに乗ること。
イアン・マッカラム (ジョン・ハナー)
聖パトリック病院唯一の女性検死医でマッカラムの同僚。
アイルランド出身の真面目な性格。気が強いため、マッカラムと衝突するが、彼の手腕には一目置いている。おっちょこちょいな面もあり、チームの皆から可愛がられている。徐々にマッカラムに好意を寄せ始めるも気持ちを伝えることができない。
アンジェラ・マロニー (ザーラ・ターナー)
聖パトリック病院法医学部長。
マッカラムが尊敬する優秀な検死医だが、極度のアルコール依存症のため、仕事でも私生活でも度々失態を犯す。自分のチームに全幅の信頼を寄せており、共に捜査を解決するキーパーソンである。
パディー・ ペンフォールド(第1話 リチャード・ダートン 左)(第2〜8話 リチャード・ムーア 右)
検死助手。
ヘビメタとモーターバイクが趣味の検死医らしからぬキャラクター。外見とは異なり、優しい性格。アンジェラに思いを寄せるが、相手にされない。
ボビー・サイクス (リチャード・オウカレンゲン)
検査技師。
豊富な医学知識の持ち主で、多くの事件を解決する上で、重要な役割を担っている。マッカラムからの検査依頼を的確に分析する頭脳派。恥ずかしがりやで、常に新しいことを学ぼうとする勉強の虫。チームの皆から愛されるキャラクター。
ファジー・ブライトン (ジェームズ・サクソン)
マッカラムと同棲している恋人。
社会派のジャーナリスト。仕事のためほとんど留守がちなマッカラムに苛立ち、度々衝突する。自分の仕事には誇りを持っているが、マッカラムとの家庭を築くことを望んでいて、マッカラムに常に気持ちを振り回されている。
ジョアナ・スパークス (スザンナ・ハミルトン)
常に完璧な捜査を求め、地道な捜査を大切にする泥臭いキャラクター。
マッカラムをどんなときでも呼び出す鬼刑事。捜査ではマッカラムに常に食って掛かかるが、マッカラムの仕事を強く信頼している。腐敗した死体を見て気分を悪くするナイーブな一面もある。
ブラッケン警部補 (ジェラルド・マーフィー)
ブラッケンの部下。
捜査を常に共にしている。背が低いためブラッケンからスモールと呼ばれる。ブラッケンの下、粘り強い捜査を常に強いられている。
スモール巡査 (アレックス・ウォーキンショー)
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